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満洲とは何だったのか

中見 立夫[ほか]【著】 ; 藤原書店編集部【編】 

2004

藤原書店 

〔満洲とは何か〕歴史のなかの“満洲”像(中見立夫)、“満洲”という地をめぐる歴史(小峰和夫)、満洲における諸民族の支配(ユ・ヒョヂョン)、樹状組織と網状組織の運動特性の違いについて(安冨歩)、〔満洲で日本は何をやったのか〕「満洲国」(山本有造)、満洲国政府の建築(西澤泰彦)、日本の満洲経営と新聞(李相哲)、写真に見る「満洲」イメージ(西原和海)、「観光楽土」としての満洲(高媛)、植民地主義と医学(飯島渉)、「満洲国」の経済遺産をどうとらえるか(松本俊郎)、〔文化の先進地だった満洲〕長谷川四郎における<満洲>への視座(川崎賢子)、大連のアヴァンギャルドと北川冬彦(和田博文)、法という観念から見た満映の特異性と甘粕正彦(山口猛)、屹立する異貌の博物館(犬塚康博)、写真のユートピア(飯沢耕太郎)、〔満鉄の研究〕後藤新平の満洲経略(西宮紘)、日本鉄道史のなかの満鉄(原田勝正)、満鉄調査部と戦後日本(小林英夫)、戦後中国大陸に生きた満鉄技術者たち(杉田望)、満鉄映画とは何だったのか(モヤ・マリア・デ・ロス・アンヘレス)、〔中国にとっての満洲〕「満洲国」における思想弾圧の歳月(呂元明)、陋室懐旧録(陳隄)、中国現代文学史上欠かせない一章(劉慧娟・徐謙)、「満洲国」の女性作家、梅娘(メイニャン)を読む(岸陽子)、〔周辺地域にとっての満洲〕満洲をめぐる国際関係(三輪公忠)、ロシアにとっての満洲(和田春樹)、ユダヤ人、白系ロシア人にとっての満洲(ヤン・ソレッキー)、モンゴルにとっての満洲(フフバートル)、満洲にわたった朝鮮民族(金賛汀)、朝鮮民族の分断と満洲(鶴嶋雪嶺)、〔満洲に生きた人々〕“実験場”にされた「満洲」の天国と地獄(富永孝子)、「満洲移民」の問いかけるもの(蘭信三)、満洲へ送られた被差別部落(高橋幸春)、清朝の残響 愛新覚羅顕㺭(川島芳子)と慧生(能澤壽彦)、〔私にとっての満洲〕子供の眼(木崎さと子)、電信柱と風と男1(別役実)、恨みと温もりの思い出(張鑫鳳)、纏足のあし(羽田澄子)、心奥深く二つの文化の共生(王音)、大連と私をつなぐ運命の糸(金寿奉)、附・満洲・東アジア近代史関係略年譜、満洲国地図、執筆者紹介、編集後記。

B6516頁

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第四部[東洋経済史]4-14.歴史・その他

4 Oriental & African Economic History 4-14. Others

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