日本の産業遺産—産業考古学研究—
山崎 俊雄,前田 清志【編】
1986
玉川大学出版部
まえがき、序論・技術史と産業考古学(山崎)、〔鉱山・金属〕鉱山と産業遺産(村上安正)、阿武隈山地の延鉄専業鍛冶炉の復元保存(佐藤次郎)、幕末から明治の高炉遺跡(岡田広吉)、「鞴」論考(今井泰男)、井上関右衛門鉄砲鍛冶屋敷(澤田平)、奥出雲の近世企業たたら発達小史(高橋一郎)、芝辻砲の材質と構造(佐々木稔・大橋周治)、〔土木・建築・農業〕“人造石”(たたき)工法による明治土木構造物(飯塚一雄)、岐阜県内の小規模農業用水道隧道(早川晃示)、堀川運河と遺跡(桑原三郎)、サッポロビール旧製麦工場(開拓使麦酒記念館)の遺構(遠藤明久)、北海道における馬鈴薯澱粉製造技術の変遷(中原為雄)、〔電力・交通〕明治期の現役水車と発電機(北野進)、旧八百津発電所(八百津町郷土館)(加藤博雄・高橋伊佐夫)、群馬県の発電所遺跡(原田雅純)、間藤水力発電所の遺跡について(本間尚雄)、烏帽子島燈台(明治8年)の調査(大槻貞一)、バス車両技術の発達と保存の実態(大島登志彦)、〔機械・風水車〕江戸時代の刻みタバコ製造機械について(奥田雅瑞)、ポンピングパワー(今井寛)、わが国における風車灌漑(中島峰広)、伸線業発祥の地「枚岡」と水車(出水力)、足利における水車撚糸業・撚糸水車の遺跡(日下部高明)、在来型水車に関する研究(前田)、〔化学・繊維・その他〕化学工業の発達と産業遺産(金子六郎)、初期綿紡績工場の遺跡(内田星美)、紙・パルプの産業遺産(片切勝)、和紙の用具に語らせたい(久米康生)、「だるま窯」の研究(中村隆)、古い耐火煉瓦とその評価(竹内清和)、はぎ舟の製作技術(玉置正美)、〔産業考古学と博物館〕産業考古学と博物館(種田明)、北海道開拓の村と産業考古学(丹治輝一)、鋳物技術の史的変遷と枚方市旧田中家鋳物民俗資料館(石野享)、初期工作機械の保存と復元(鈴木昭)、産業考古学関連博物館・資料館。
A5判527頁
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第三部[日本経済史]3-12.工業
3 Japanese Economic History 3-12. Industry
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