中世文書論の視座

河音 能平【編】

1996

東京堂出版

序論・中世文書論の現状と課題(大村拓生・高橋一樹・春田直紀・廣田浩治)、〔王朝・寺院の文書保管〕外記局の文書保管機能と外記日記(中野淳之)、李朝初期の架閣庫(北村明美)、日記の記録過程と料紙の利用方法(大村拓生)、日本中世の寺院における文書・帳簿群の保管と機能(山陰加春夫)、〔武家文書の機能〕鎌倉殿御使下文の政治史的意味(木村茂光)、鎌倉幕府の保管文書とその機能(高橋一樹)、文書の所持と機能からみた中世武士団(廣田浩治)、コーデスク・ファルケンスタイネンシスについて(服部良久)、戦国期幕府・守護の発給文書とその機能(矢田俊文)、〔地下文書の世界〕「符」、その後の展開(酒井紀美)、中世海村にとっての文書主義(春田直紀)、荘園政所における記録の作成・保管と活用(梶木良夫)、和泉国黒鳥村文書の伝来と村座・村寺(吉井敏幸)、会合年寄家文書から見た都市行政(小西瑞恵)、あとがき、ほか。

A5判510頁

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第二部[日本歴史]2-3.中世史

2 Japanese History 2-3. Medieval

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