9784423740989

続・清代中国の法と裁判

滋賀 秀三【著】

2009

創文社

SOBUNSHA

はしがき、〔中国法文化の考察〕法文化におけるヨーロッパと中国の対極性、ヨーロッパの訴訟、中国の訴訟、〔淡新檔案の初歩的知識〕申し立て書,訴状、指令書の原稿、差役の復命書、法廷記録、証文,一札、官庁間文書、その他、〔清代州県衙門における訴訟をめぐる若干の所見〕紛争と暴力、令状とこれを手にする差役の機能、案件はどのようにして終るか、〔伝統中国における法源としての慣習〕一般的考察、清朝の地方的法廷において扱われた裁判事例の研究から得られる知見、〔左伝に現われる訴訟事例の解説〕語義をめぐって、事例の解説、〔清代の民事裁判について〕はしがき、寺田論文の問題設定、ホアン氏と滋賀の論点のすれ違い、調停論と情理論の関係、遵依結状をめぐって、官断の受諾と拒否をめぐって、聴訟の位置づけ試論、裁判の語義をめぐって、裁判の類型論と〈事実清楚・是非分明〉、「事実認定」と〈事実清楚〉、「糾問」と「判定」、余論、附録、索引。

A5256頁、索引4頁

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第四部[東洋経済史]4-13.政治・法制

4 Oriental & African Economic History 4-13. Politics & Law

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