東方学論集

東方学会

1955

3

戦国秦漢代における集団の「約」について

增淵 龍夫

軍法・軍律を指す言葉であつた「約」・「約束」が、後には天子の約、家の約、民間の社会集団や武力集団の約という風に、強制力をもつた法的規範として広く用いられるようになつたが、本稿は、そのうち特に民間集団の約について、その権威と強制力がどのような社会関係に支えられて成立していたかを研究している。

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第四部[東洋経済史]4-10.社会組織・社会問題

4 Oriental & African Economic History 4-10. Social Problem, Movement & Organization

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