史淵

九州史学会

1958

76

東晋の豪族

越智 重明

魏晋南北朝を通じて最も国家権力が衰退し豪族勢力が進展した東晋時代に、豪族が国家権力にどのように依存したかを、その歴史的性格を中心に広い視野から考え、豪族に視点をおき魏晋南北朝の歴史的発展の様相を追求しようとしたもの。豪族と貴族との別、豪族の国家権力依存の一端としての治水事業、国家と豪族との有機的関係を見るべきものとしての奴兵徴発、豪族の族人が官僚となること、豪族から貴族へ、から成る。

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第四部[東洋経済史]4-10.社会組織・社会問題

4 Oriental & African Economic History 4-10. Social Problem, Movement & Organization

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