経済学年報

大阪市立大学経済学会

1974

34

起点における諭吉—「前期福沢諭吉の経済学観」系列論稿のうち1866年まで—

木本 幸造

まえおき、時代区分における前期、門閥制からの脱出、諭吉の米欧留学と経済学的原点、「唐人往来」における国民国家の形成と外国貿易とのすすめ、建白書とその周辺における経済的および政治的な知見と思想的立場、蘭学から近代ブルジョア学の土台としての英米学へ、「翻訳方」諭吉から翻訳家諭吉へ、欧米経済学導入草創期の諭吉。

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第二部[日本歴史]2-9.思想史

2 Japanese History 2-9. Thought

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